10代になると、自分のペニスと向き合うことが多くなってきます。
それと同時に、ペニスに関する悩みを持つ人がたくさん出てくると思います。しかし、ペニスは大変デリケートな場所です。そのため、誰かに相談できなかったり、誰かから教えてもらったりすることは少ないです。
例えば、ペニスの悩みの中で、むけていない状態である「包茎(ほうけい)」があります。
「ペニスの皮のむきかた」を教わる人はとても少なく、むけていない「包茎」についての正しい知識は得にくいです。
そのため、むかないままにしてしまう人が出てきます。
すると、悩みやコンプレックスが大きくなり、上のイラストのような「真性(しんせい)包茎」「カントン包茎」になれば、健康を損ねてしまいます。
また、「包茎」の悩みを持つ時期と同じくらいに、「ペニスの大きさ」について悩み始める人もいると思います。包茎とペニスの成長には大きな関係があります。
ペニスは、血流が多くなることで大きくなります。皮をかぶっていると亀頭がいつも閉じ困っているので、大きくなりにくいです。
そのため、10代のころからむく癖をつけておくのは大事なことです。
その他にも、「清潔で女性とセックスをするときに嫌がられない」「病気にかかりにくく健康」など、むくことにはメリットがたくさんあります。
ここでは、10代の頃から始める「ペニスの皮のむきかた」を説明していきます。
皮のむきかた
最初は、むいた状態で亀頭を触ると、痛みや違和感がある人がほとんどだと思います。これは、亀頭の皮膚が薄いためです。
人によっては、痛みが激しく痛いと感じる人もいるのではないでしょうか。しかし、この痛みにゆっくり慣れていく必要があります。
最終的に、むいた亀頭を手で触っていくと、亀頭を出すことが問題なく出来るようになっていきます。
しかし、亀頭が被ったままだと、SEXの時に嫌な匂いがして、女性から嫌がれたり、SEXの快感を楽しんだりできません。また、大きくなりにくかったり、病気にもなりやすくなったりします。
お風呂で皮をむく
最初は、お風呂のなかで「ゆっくりと皮をむいてもどす」を繰り返します。
お湯が潤滑油のようになってくれるので、皮がむきやすく、痛みも和らぎます。
また、石鹸を使ってもすべりやすくて、むきやすくおすすめです。
「最初の日は1回」「次の日は2回」と、むく回数を少しずつ増やしてください。余裕がでてきたら、皮むいた状態の亀頭を、手で握る動作を繰り返します。こうすることで、亀頭を刺激に慣らしていきます。
むいてはもどす作業と同じように、「最初は1回触るだけ」「次の日は2回触る」など、回数を増やしていってください。
シャワーをあてる
亀頭を手で触っても大丈夫になったら、刺激を強めていきましょう。
皮をむいた状態の亀頭にシャワーをあててください。最初のうちは弱めの水量で1秒、次の日は、2秒。次の週は、水量をもう少し強めて5秒と、徐々にシャワーをあてる回数と水量を増やしていってください。
仮性包茎は正常
これらのやり方を続けていけば、皮をスムーズにむけるようになります。また、亀頭が他のものに触れても痛みがなくなります。
ただ、常にむけている状態になるかは個人によって差がでます。「ペニスの皮のやわらかさや厚み」「ペニスの成長の度合い」など、人によってさまざまだからです。
ただ、常にペニスの皮がむけるようにならなくても気にする必要はありません。セックスのときに痛みが無く射精できれば正常だからです。このような状態を「仮性包茎(かせいほうけい)」といいます。
仮性包茎は誰もがなる可能性があります。日本性機能学会の調査でも、「日本人の約8割が仮性包茎」ということもわかっています。
ただ、ペニスの成長には常にむけている状態がベストです。先に述べたように、むけているほうが、大きくなりやすいし、清潔です。
しかし、日常生活の中で、皮が戻るたびに股間に手を入れて亀頭を出すわけにはいきません。
また、これはよくある話ですが、大浴場や修学旅行などで、みんなとお風呂に入ったとき、ちょっと恥ずかしくなるかもしれません。
そうならないためにも、正しく剥いておきましょう。
正しくむいて大きくする
仮性包茎は、正常とはいっても重度の場合もあります。重度の仮性包茎だと「不健康」「不潔」と良いところがありません。
確かに最初は、亀頭を直接触ると違和感があったり、痛みがあったりします。しかし、包茎改善を行っていくことで、痛みがなくなっていったはずです。
ですが、重度の仮性包茎の場合、皮(包皮)が長いために、どうしてもすぐに亀頭を被ってしまうのです。
そういう方は、手術を検討しても良いかもしれませんが、まだ18歳になっていなければ、まだ成長過程にあるため、もう少し様子を見てみましょう。
ペニスは、見た目だけでなく、ちゃんとむくことは今後の生活において大事です。コンプレックスの無い、自信にあふれた生活を送れるようにしていきましょう。