EDとは?
ED(勃起不全)とはErectile Dysfunctionの略で、性行為を行うとき、十分に勃起できない、または継続して勃起ができないことをいいます。
インポテンスと呼ばれることもありますが、現在ではこの言葉はあまり使われなくなりました。
時々起こる勃起障害は珍しいことではありません。多くの人がストレスのある時に経験することはあるかもしれません。
しかし、頻繁に勃起不全になる場合は、健康問題の兆候である可能性があります。
EDをお考えになる方で、下の症状がある方はEDの可能性があります。
なかなか勃起できない
全然勃起しない
勃起しても中折れしてしまう
勃起してもあまり硬くない
たまにしか勃起しない
性行為に自信がない
性欲はあっても勃起しない
もちろん、精神的な状態からも、勃起ができなくことがあります。
しかも、個人によって症状は変わるので、どのような原因でEDが起こっているのか?複数の原因でEDが起こっているのかなど、確認した方が良いのです。
もしあなたがEDになってしまっても、あなたの症状に合わせたED対策を行っていけばED治療を行うことができます。
EDの原因
陰茎に刺激が伝わったり、異性の裸を見たりすると、陰茎に血液が送り込まれます。
性的興奮を覚えると、ペニスの血管内の筋肉が弛緩します。これにより、陰茎動脈を通る血流が増加し、陰茎内の2つの部屋に血液が充満します。
血液で満たされると、ペニスは硬くなります。
EDになっている場合、その伝達にトラブルがあります。
EDの原因(タイプ)は4種類と区別されています。
器質性ED(動脈硬化や神経に障害があるとき)
心因性ED(精神的にストレスがある場合)
混合型ED(動脈硬化や神経に障害があり、精神的にストレスがある場合)
薬剤性ED(薬剤を服用している時)
上の4タイプの時、EDになります。その詳細を説明します。
器質性ED
動脈硬化が原因で血管が硬くなったり、ドロドロとした血液状態となってきます。動脈硬化となれば、血管が拡がらなくなり、血液がうまく流れなくなります。
そうすると、陰茎海綿体にも、血液が流れにくくなるので、EDが起こりやすくなるのです。
糖尿病や高脂血症など、生活習慣病の方は、血管に負担がかかっているために、動脈硬化が進んでいる可能性があります。
そのため、EDの方が多くなります。また、過度な喫煙、飲酒も上記と同じ理由から、ED
を引き起こす原因となります。
それ以外では、神経が傷害される病気のパーキンソン病、アルツハイマー病、脳外傷、脳腫瘍、脊髄損傷、脳出血などや、手術や外傷によって陰茎海綿体の神経や血管が傷つけられても、EDが起こりやすくなります。
心因性ED
男性は、精神の伝達を脳から陰茎に伝えることで、勃起します。しかし、精神に不安があり、ストレスを抱えていると、うまく興奮を陰茎に伝えることができないためEDになることがあります。
ストレスでEDとなっている状態のことを、心因性EDといいます。
その原因は、仕事のトラブルや夫婦間のトラブルなど、人によって色々あります。
また、たまたまその時の性交が、うまくいかなかったため「次もダメなんじゃないか」と不安に思ってしまい、EDとなってしまうこともあります。
混合型ED
EDの原因は、上の2つ(器質性ED、心因性ED)両方が原因になっている場合が多いです。
例えば、生活習慣病の人の場合(器質性ED)、それだけでEDの原因という事は少なく、神経的にストレス(心因性ED)もあってEDになることが多いです。
薬剤性ED
薬剤の中には、EDの原因になるものがあります。
睡眠薬、抗けいれん薬、解熱など
麻酔薬、筋弛緩薬など
利尿剤、血管拡張剤など
麻酔薬、鎮けい薬など
EDはよくあることですか?
「ED診療ガイドライン[第3版]」によると、全国100カ所、無作為に抽出した2,000名の患者を対象に調査を実施したところ、下記図のような回答率を得られたとのことです。
EDの有病率は年齢とともに増加します。軽度または中等度のEDは、30代から起こっています。
例えば、60歳代の男性の40%が、ED(勃起障害)を起こしています。
しかし、EDは若い人にも起こる可能性があります。
上の図では、30代からですが、10代、20代でも、EDになる可能性はあります。
年齢とともにEDのリスクは高まりますが、EDは避けられないものではありません。
一般に、健康であればあるほど、性機能は向上します。
ED(勃起不全)を自力で治す方法について
EDの症状は自力で治療できるのでしょうか。
EDの自己診断を行って、EDチェックをしてみましょう。
EDの自己診断
過去6ヶ月間、「非常に低い」「低い」「中程度」「高い」「非常に高い」のいずれかに該当してみてください。
勃起を維持できたという自信は、どれぐらいの評価になりますか?
1非常に低い
2低い
3中程度
4高い
5非常に高い
性的な刺激で勃起し、挿入するとき、どの程度の頻度で硬くなっていますか?
0なかった
1ほとんどない、または全くない
2数回(半分以下)
3ときどきする(半分くらい)
4たまにあった(半分以上)
5いつもあった
性行為の際、相手へ挿入した後、終了まで勃起を維持することができましたか?
0性交を試みなかった
1非常に困難
2とても困難
3難しい
4やや困難
5困難ではない
あなたが性交を試みたとき、どれくらいの頻度で満足できる性交ができましたか?
0なかった
1ほとんどない、または全くない
2数回(半分以下)
3ときどきする(半分くらい)
4たまにあった(半分以上)
5いつもあった
性行為の際、勃起を維持したまま性交を終えるのはどの程度困難でしたか?
0性交を試みなかった
1非常に困難
2とても困難
3難しい
4やや困難
5困難ではない
上の質問に答えると、EDの重症度がわかります。
1-7 重症ED
8-11 中等症ED
12-16 軽症から中等症ED
17-21 軽症ED
EDを自力で治療するためには(EDが重度ではない場合)
ここからは、EDを自力で治療するために有効とされる対策を説明します。
生活習慣の見直し
そもそもペニスが持つ男性機能は加齢とともに衰えていきます。
老化現象の1つであり、この点はある意味どうしようもないことです。
ただ、EDの原因としては他にも強いストレスや毎日の疲労をはじめ、飲酒や喫煙の習慣なども影響してきます。
生活習慣を見直し、できるだけストレスを溜めないようにし、飲酒や喫煙も控えるように意識しましょう。
睡眠時間を十分にとってしっかり疲れを癒やすことも必要です。
こうした対策を施せば、EDの症状が改善されていくケースも多く、実際にEDが治ったという方もいます。
特にストレスはEDの大きな原因の1つで、心因性EDも強いストレスが勃起を阻害していると言えます。
ストレスは万病の元なんて言い方をしますが、ペニスの健康にとっても良くないものなので、趣味の時間を作ったり、ゆっくりする時間を作るなどしてできるだけストレスを発散させてあげましょう。
性欲を高める工夫
単純に性欲を高めてあげることもED治療には重要です。
すでにEDの方の場合、軽い刺激や興奮ではなかなか勃起してくれませんので、いざという時のために性欲を高めておく、溜めておくことも求められます。
それこそオナニーは控えておきましょう。
オナニーは自分で快感をある程度コントロールできるため簡単に刺激を得やすく、肝心のセックスの時に十分な快感を得られなくなる恐れがあります。
オナニーすることで性的欲求も発散されてしまいますし、勃起しにくい、勃起を維持しにくい状態につながります。
パートナーとセックスする時までオナニーはしない、これも対策の1つです。
最近どうも勃起してもしっかり大きくならない、そんな風に感じる人はもしかしたら定期的なオナニーが原因になっているのかもしれません。
興奮した時などどうしてもしたくなることもあると思いますが、まずはED改善のためにしばらく我慢してみましょう。
性欲を高めることで、EDが治療されるきっかけになることもあるのです。
精力剤を活用する
ED治療としてもっとも効果的と考えられるのが精力剤の活用です。
先ほど少し触れたバイアグラなどのED治療薬(勃起薬)これも精力剤の1種です。他にも強精剤と強壮剤があり、それぞれ特徴が違います。
まず勃起薬と強精剤はいわゆる医薬品で、病院で処方してもらったり通販で購入できます。
勃起薬は血流を改善し勃起しやすい状態を作る、強精剤は男性ホルモンの分泌を促して勃起しやすい状態を作るという特徴を持っています。
どちらも勃起させるという点では優れているのですが、効果が一時的で副作用の心配もあることがデメリットでしょう。
服用して数時間で効果を期待できるので即効性がある点は便利です。どうしてもすぐに勃起させたい、こんな時に活用することになると思います。
強壮剤とはコンビニや薬局などでも売っている精力サプリが該当し、配合された成分の働きによって体質改善を目指します。つまり体を変えることで自然とEDを改善していくのです。
即効性はまったくありませんが、継続して飲み続けることで根本からEDを治療できる可能性があり、本当の意味でED治療を目指すならもっとも適しています。
精力剤サプリを使ってみる
上記で紹介したように、勃起薬や強精剤は即効性と高い効果を期待できますが、薬の効果が切れるとペニスが元に戻ってしまう問題も抱えています。
あくまでも薬の力で一時的に勃起させているだけなので、EDの原因が取り除かれるわけではありません。
それでも勃起させてくれるのは便利ですが、ED治療、EDを完治させるという目的にはあまり適していないのです。そのためED治療としては強壮剤を使うのがおすすめです。
強壮剤は即効性はないのでセックスの直前に飲んでも勃起しやすくなるといったことはありません。
ですが配合された成分が体の中で働き、徐々に勃起するために必要な力を与えてくれます。
1ヶ月2ヶ月と一定期間飲み続けることでその効果を実感できるでしょう。根気よく続ける必要があるものの、EDの原因を取り除いていつでも元気なペニスを取り戻せる可能性がある強壮剤は非常に優れています。
EDを自力で治すための方法はいくつか考えられますが、飲むだけという手軽さもあって強壮剤の活用がおすすめです。
EDは自力で治療できるのだろうか、そう疑問に感じている方も多いと思うのですが自力で完治を目指すことも決して不可能ではありません。
いくつかの対策を実行することでペニスの状態が改善されていきますので、正しい対策を実行しましょう。精力サプリとも呼ばれる強壮剤は特に便利なもので、自力でのED治療には欠かせません。
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EDの中でも症状が重い時は病院やクリニックに行きましょう
EDの中でも、重度の場合は自力で改善するのが難しいです。
たとえば
「どんなに刺激を受けてもまったく勃起しない」
「精神的なことが原因でまったく勃起しない」
こうした場合は症状が重いと言え、残念ですが自力での治療は非常に難しくなります。
自分の症状を確認し、必要であれば病院での治療を行うのがいいでしょう。
病院であれば専門家である医師が、適切な対処をしてくれますし、ED治療薬、いわゆる勃起薬を処方してくれます。
バイアグラやシアリス
などの医薬品が有名です。
こうした医薬品を服用することで、勃起できるようになるので、対策になります。
ED治療薬一覧表
ED治療薬はすべて処方箋が必要なため、まず医師または医療専門家に症状を相談する必要があります。
会社によっては、オンラインを行っているところもあり、そちらを利用することもできます。
その後、医師がED治療薬の投与が適切かどうかを判断します。
ED治療薬の例としては、以下のようなものがあります。
シルデナフィル(バイアグラ)
タダラフィル(シアリス)
アバナフィル(レビトラ)
シルデナフィル (バイアグラ) | タダラフィル (シアリス) | バルデナフィル (レビトラ) | アバナフィル (ステンドラ) | |
---|---|---|---|---|
用法・用量 | 25 mg, 50 mg | 5 mg, 10 mg, 20 mg | 5 mg, 10 mg, 20 mg | 50 mg, 100 mg, 200 mg |
代表的な投与 | 1日1回、経口投与する | 1日1回、10mgを経口投与する | 1日1回、10mgを経口投与する | 100 mg |
服用するタイミング | 性行為の約60分前 | 性行為の約3時間前 | 性行為の約40分前 | |
持続時間 | 4時間 | 36時間 | 20時間 | 6時間まで |
副作用 | ほてり、頭痛、胸痛、動悸、頻脈など | 潮紅、消化不良、ほてり、頭痛、頻脈、高血圧、不眠症、 異常感覚など | ほてり、頭痛、頻脈、高血圧、不眠症、 異常感覚など |
ED治療薬の購入方法
ED治療薬は、医師の処方箋があれば、購入することができます。
また、オンラインで購入することもできます。
イースト駅前クリニック
イースト駅前クリニックは、スマホからでも簡単に完結できるクリニックです。
予約は不要で、待ち時間も少ないため、EDでお悩みの方に人気のクリニックです。
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