冬の男性にとって最大の敵は「冷え性」
冬になると男性の身体にどんな変化が起こるのかを調査し始めたところ、一部のスタッフからこんな声があがりました。
- 「寒くなると性欲が湧いてこない」
- 「やる気が出ない」
- 「いつも体調が悪い」
- 「寝つきが悪い」
など、体の不調を訴える声ばかり…。女性は冷え性の人が多いという話はよく聞きますが、一般男性の方にも調査した結果、20~40代で冷え性になる男性が急増しているとのこと。
手足の先端など体の末端が冷えてくる冷え性は自覚しやすいですが、ここで増えてきているのは体温自体が下がってしまう。自分では気付きにくい冷え性が若い男性の間で増えてきているようです。
あなたも冷え性かもしれない?冷え性チェック
冬になるとこれらの身体の変化がある場合は、冷え性の可能性があります。
- 冬になると風邪をひきやすくなる
- 寝つきが悪い
- 仕事中に体がだるくなってくる
- 足がむくみやすい
- 性欲が減った
- 平熱が低い
スタッフが訴えた体調の変化と概ね合致します。スタッフも何人か冷え性になっていたようです。
冷え性がもたらす男性自身への影響とは?
冷え性の男性が最も気を付けなければならないのが、男性ホルモンの低下です。性欲が減ってしまう原因は主に男性ホルモンの低下によるものです。
また冷え性がもたらす影響として血流の悪化があげられます。これだけでピンときた方も多いのではないでしょうか?勃起力は血流に左右されるので、冷え性が原因で勃起不全になってしまうことも…。実際に冬は彼の元気が無い。セックスの回数が減ったなど、女性からの声も多く寄せられているため、これは男性にとって大きな問題と言えます。
冷え性にうまく対処して冬を乗り切る方法
すでに冷え性の人や、上の冷え性チェックで冷え性の可能性がある人でもうまく対処すれば改善できる。そんな方法を紹介します。
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腹巻を着ける
あまりかっこいいものではないので着けるのに抵抗のある人もいるかもしれませんが、内臓や腰を温めることは冷え性対策として非常に重要です。
昔はおじさんのトレードマークのようなアイテムでしたが、最近はおしゃれでスタイリッシュなものが増えているので、自分好みなものを探してみるのも面白いかもしれません。
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運動をする
血流が悪いのを改善するなら、アクティブに動くことが一番ですが、冬は動くのが億劫になってしまいがちです。暖房の効いている室内を歩き回ったり、ストレッチしたりするのがおすすめです。
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身体の温まる食材を食べる
身体が温まる食材といえば、生姜や唐辛子などが代表的です。カレーや鍋物は食べやすくておすすめです。外側から温めるよりも内部から温めたほうが効果的なので、積極的にこれらの食材を食べるようにしましょう。
逆に身体を冷やしてしまうトマトやキュウリなどは控えたほうが良いです。
お酒は冷えたビールやカクテルよりも熱燗やお湯割りが良いでしょう。
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室温を高めに保つ
冷えには温めて対応と、いたってシンプルな考えですが、冷え性の男性に多いのがそも
そも防寒や部屋を暖かくする意識が低いという点があげられます。
本人に自覚症状の無い冷え性なので、寒くて不快な感覚が無く知らない間に冷え性になっているというわけです。少々暑くても室温を高めにして室内で冷え性を悪化させないようにしましょう。
冬の体調、生活全般に悪影響してしまう冷え性
最後に、冬といえば風邪やインフルエンザが流行して体調を崩してしまい、長期で仕事を休むことになってしまうと生活にも大きな影響を及ぼしてしまいます。
冷え性になると免疫力が下がってしまうので、この冬風邪やインフルエンザに罹らないためにも冷え性対策を早めに行っておくことをおすすめします。