ED(勃起不全)になぜなるのか、原因をはっきり知っている方は男性でもあまり多くありません。
EDを予防するためにも原因を知ることは大切で、原因がわかればEDになってしまった場合も有効な対策を実行できます。ここではEDの原因について、心理的な影響も含めて詳しく紹介します。
EDの原因と年齢の関係
一般的にEDは年齢を重ねて中高年がなるものと考えている人が多いようです。
たしかに高齢になるほどEDになりやすくなりますが、年齢はそれほど関係ありません。30代や40代でもなる人はいますし、中には10代や20代の若さでEDの症状が出てしまう人もいます。傾向として若い人には少ないだけで、男性なら誰にでもEDになる可能性があると考えるべきでしょう。EDとは男性すべてに関わってくるのです。
ただし、EDの原因はいくつかあるので、年齢によってどんな原因でEDになるのかは分かれてきます。若い世代は精神的なことが原因でEDになるケースが多く、逆に中高年世代は加齢による肉体的なことが原因でEDになるケースが増えます。
原因は違いますが出る症状はほぼ同じで、完全に勃起しないこともあれば、勃起しにくい、勃起してもすぐに中折れしてしまう、といった症状が主です。いずれにしても若いからと油断はできず、年齢を重ねればさらにEDにならないよう注意しなければいけません。
EDの原因には何がある?
ではEDの原因について詳しく理解しておきましょう。EDの原因は大きく分けて下記の4つです。
肉体的原因
精神的原因
上の両方が原因
薬の副作用が原因
肉体的原因は器質性EDと呼ばれます。
精神的原因は心因性EDと呼ばれます。
さらに、上の両方が原因でEDになることも多く、そのことを混合性EDと言います。
また、薬の副作用が原因の場合は薬剤性EDと分類されます。
EDの治療を目指すにあたっては、自分がどのタイプのEDなのかを知ることが大切です。EDの原因によって効果的な治療法や改善策も変わってくるからです。
EDの状態を放置すれば思うように勃起できなくなり、硬くて大きなペニスが失われてしまいます。彼女にも彼氏として満足させてあげられなくなりますし、自分自身男性としての自信を失ってしまうでしょう。
そもそもEDにならないよう予防するのが理想的ですが、もしEDになってしまったらすぐに治療と改善を行いましょう。そのためにも原因を知り、効果的な対策を実行しなくてはなりません。
EDの治し方
EDの治し方は、ED治療薬を飲みながら、改善を目指していきます。
一般的な治療薬として、バイアグラと言われるような、pde5阻害薬を服用して勃起力を上げて、ED改善をしていきます。
ただし、ED治療薬の効果は一時的で、一定時間だけ血液の流れが良くなるので、何度か飲むことで、継続的に血流が良くなることを目指していきます。
PDE5阻害剤がEDに効くためには、人が興奮している必要があります。
EDについて詳しくはこちらをご覧ください。
ED治療薬一覧表
ED治療薬はすべて処方箋が必要なため、まず医師または医療専門家に症状を相談する必要があります。
会社によっては、オンラインを行っているところもあり、そちらを利用することもできます。
その後、医師がED治療薬の投与が適切かどうかを判断します。
ED治療薬の例としては、以下のようなものがあります。
シルデナフィル(バイアグラ)
タダラフィル(シアリス)
アバナフィル(レビトラ)
シルデナフィル (バイアグラ) | タダラフィル (シアリス) | バルデナフィル (レビトラ) | アバナフィル (ステンドラ) | |
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用法・用量 | 25 mg, 50 mg | 5 mg, 10 mg, 20 mg | 5 mg, 10 mg, 20 mg | 50 mg, 100 mg, 200 mg |
代表的な投与 | 1日1回、経口投与する | 1日1回、10mgを経口投与する | 1日1回、10mgを経口投与する | 100 mg |
服用するタイミング | 性行為の約60分前 | 性行為の約3時間前 | 性行為の約40分前 | |
持続時間 | 4時間 | 36時間 | 20時間 | 6時間まで |
副作用 | ほてり、頭痛、胸痛、動悸、頻脈など | 潮紅、消化不良、ほてり、頭痛、頻脈、高血圧、不眠症、 異常感覚など | ほてり、頭痛、頻脈、高血圧、不眠症、 異常感覚など |
ED治療薬の購入方法
ED治療薬は、医師の処方箋があれば、購入することができます。
また、オンラインで購入することもできます。